フォッソンブローニでは、スポーツプログラムが止まることはない。2021年11月、2年間のコースに参加する高校生たちは、ビーチハンドボールを含むいくつかの新しい種目について学ぶ機会を得た。
ガブリエラ・コルツァーニ、シルヴィア・マディオーニ、アレッシア・ジョエ、ステーファノ・ロッシーニの各教師に加え、トスカーナ州グロッセートの地元スポーツ協会が用具と専門知識を提供した。アメデオ・ガッブリエッリ校長は、こうした取り組みが生徒たちの経験を大いに豊かにしたと考えている。
このプログラムでは、ボート、カヤック、ビーチボッチェ、ビーチバレー、そしてもちろんビーチハンドボールなど、ビーチや水上で行われるスポーツに焦点を当ててきた。
高校時代は多くのアスリートにとって形成期であり、新しいスポーツに参加する機会があれば、生涯の情熱につながるかもしれない。特にビーチハンドボールは、2018年にユースオリンピックに導入されて以来、若者の間で爆発的な人気を博している。
ブエノスアイレスで開催された2018年大会は、多くの人々が初めてこのスポーツのプレーを目にし、特に若い選手たちの間でビーチハンドボールの人気が大きく高まるきっかけとなった。
フォッソンブローニの学生たちにとって、この経験はビーチハンドボールへの新たな愛につながるかもしれないし、本当に熱心に取り組めば、将来のオリンピック出場のチャンスさえあるかもしれない。何しろ、イタリアはこのスポーツの発祥の地なのだから。今後3年間、EBTの決勝大会が開催されることが決まっているため、ビーチハンドボールをプレーする機会が増えることは間違いない。