アレハンドロ・チャベスは、砂の上でも外でもメキシコビーチハンドボールナショナルチームのリーダーです。彼は、メキシコでビーチハンドボールが今日ほど確立されていなかった頃、2017年にビーチハンドボールを始めました。メキシコはもともとインドアハンドボールに力を入れていましたが、時間をかけて徐々にビーチハンドボールを導入し、北米・カリブ海ハンドボール連盟(NACHC)の真のコンテンダーとなったのです。
チャベスの住むコリマは、メキシコの物価に近いため、定期的に練習する機会があり、プログラムの競争力を高めることができました。また、メキシコでビーチハンドボールのイベントや大会が開催されることも多くなりました。コリマには、現在、そして将来のメキシコ代表選手が育つ土壌があるのです。
チャベスは海外を旅し、アルゼンチンやブラジルでアントニオ・ゲラやマルシオ・マリアーノといったビーチハンドボールのコーチから学ぶ機会を得ました。そこで得た知識により、アレハンドロはメキシコのビーチハンドボールの発展をさらに促進させる機会を得たのです。
アレハンドロスの近い将来の目標は、ギリシャに行って、世界のトップ選手と対戦することです。長期的には、ビーチハンドボールが2028年にカリフォルニア州ロサンゼルスで開催されるオリンピック競技になる可能性があることが、チャベスのモチベーションになっています。